「恋は雨上がりのように」最終回予想考察(妄想)/「予言」あるいは「呪い」と

もうすぐ最終回……、という訳で

恋雨面白いなぁ……。
来週には完結なんだよな、と思いつつ、せっかく久々にブログ更新をするので、ついでに最近気に入ってるコミックの最終回予想みたいなものを書き散らすというか。ただの考察好きの考察というか。というかもうだれか書いている気もしますが。
というか、考察というか願望というか妄想ですね。そうだといいなぁ的な(白状)。

とかく、一週間後には結果は出ているのだろうな、ということで今のうちに書いてみる次第。
(#単行本まで待つことになる可能性もありうるけど…)
とかくただの妄想書き散らしとしてでもご理解頂ければ幸い。

という訳で

コミック「恋は雨上がりのように」

恋は雨上がりのように(1) (ビッグコミックス)
小学館 (2015-04-03)
売り上げランキング: 1,173

についてちょっと書いてみます。いうまでもなくネタバレ全開なので以下ご注意ください。

あ、今更ですが、未読の方、個人的には非常におすすめの作品ですよ。原作も、アニメも。作品自体の魅力もそのうち語ってみたいと思いますが。
アニメは、アマゾンプライムなら無料で見られるので、是非。

とりあえず、未読の方向けにwikipediaの説明を引っ張ってくると、こんな感じです。

とある海辺の街を舞台に、遥か年上の男性に想いを寄せる女子高生の恋模様を叙情的に描いた恋愛漫画である。

感情表現が不器用で一見クールな17歳の女子高生・橘あきら。彼女はアルバイト先のファミレス『cafeレストラン ガーデン』の店長である45歳の近藤正己に密かに想いを寄せている。自他共に認める“冴えない男”の近藤だが、あきらはそんな彼の魅力を「自分だけのもの」として、胸に秘めた恋心を募らせていた。そんなある日、アルバイト中に起こったとある出来事をきっかけに、あきらの秘めたる恋心は大きく動き出していく。

叙情的、というのがポイントかなぁ、というか。
そして、今まさに最終話を待つばかり、といった状況な訳です。

考察のヒント-「予言」について

さて、81話が発表され、ラストがあのようなあきらの「笑顔」(と表現するしかない何か)で〆られたということで、色々とインパクトも大きかったかと思います。ええ、個人的にもインパクト大きかったですとも。

で、やっぱ気になるのは、最終回はどうなるか、というかはっきりいえば別離なのか、添い遂げなのか、あるいは添い遂げの予感、希望を示す程度で〆るエンドなのか、という辺りで。

そして、予想の方向性として、作品全体にちりばめられた「伏線」から迫るというのは一つのやりかたかと思います。
そもそも「恋雨」は、あちこちにメタファー(と、思われるもの)や、そういう意図を感じさせる展開がちりばめられ、そのそれぞれがヒントとして機能する(ことを思わせる)、といった構造になっていたかと思います。

ただ、それらはあくまで描写というかたちで示されたものであって、また、作者ご本人からその意図が明確に説明されない限りは、「そういう意図なのだろう」という推測でしか語ることができないものであり、あくまであやふやな部分も多い、もっと言ってしまえば誤読、誤解が発生する可能性も否定できないものであります。
(メタファー、暗喩(と思われるもの)が多い「恋雨」では、猶更その危険性は高まる可能性がある、とも言えます。)

ですが、そんな中で、比較的明確に、そのようなメタファーの意図が読み取れるものとしては、作中人物その他により、セリフ、もしくはその他のかたちで「文字」として示された情報、という見方は可能なのではないでしょうか。

そして、文字としての「予言」の中でやはり一番目立つ「予言」といえば、加瀬の「君と店長はうまくいかない」となるかと思います。

作中最大の「予言」もしくは「呪い」‐ 「君と店長はうまくいかない」

この「予言」、店長との恋愛の成就を願うあきらにとって、ストレートにその未来を否定してくるものとなっています。
作中、このセリフは、「絶対に」という強調がなされ、さらに「俺のカンは当たる」というダメ押しがなされています。

それだけではありません。このセリフが加瀬の口より発せられたのは13話ですが、その次の14話でも、店長とのデートの戦利品である筈のパンフが、もう一通の(意に沿わない別のデートを強制されたという最悪な記憶の付着した、捨てていた筈の)パンフと混ざってしまい、どちらが正解かわからなくなる、という、これこそまさに隠喩的な(もしくは皮肉を感じさせる)シーンに重ねるかたちで、もう一度繰り返されています。

この強調されかた(特に、大切なものであった筈の店長デートの戦利品を、毀損してくるようなコマにあわせての予言のリプレイ、そして「絶対に」を繰り返した強調のされかた)から見ても、このセリフは何らかの、予言としての「拘束力」を持たせるもの、という見方をすることは十分自然なこと、となるかと。

正直、ここの扱いは、予言というか、もはや作品に全体にかけられた「呪い」とすら言えるのではないかと思います。

さて、この方向(添い遂げを否定して、別離を示唆する)の予言となりますと、いわゆる最終巻辺りでの店長の「橘さんと会えなくなるような気がする」「君は忘れたっていいんだ」 の二つも効いて来る、とはなるかと思います。

この辺りだけを予測の根拠とするのなら、とかく、まぁ、別離エンド予想、ともなるかと思います。

加瀬の予言は、言うまでもなく別離系エンドをにおわせる予言。店長の二つのコメントもその方向ではあります。

ただ、注意したいのは、店長の二つのコメントは、確定した未来を示唆するものではない、ということ。

忘れたっていい、はあくまで選択の余地を残した表現。断定せず、また強制もせず、留保しているのです。「忘れる」ことを否定するあきらに対して、彼女の自由意志を否定するのではなく、「忘れるという選択肢も取れる」という提案をしているだけに過ぎない。選択は、あきらに委ねられている。

同様に、もう会えない「気がする」も決して断定はしていません。
雰囲気として、確定への引力は強いけど、(余程の何かがあれば)打破の可能性はなくもない、というか。

ですが、一方で加瀬の「うまくいかない」は、作中で、何重にも念押しがなされたものです。

ただ一方で、シンプルにこの「予言」(もしくは「呪い」)が成就するのも、またどうか、という印象もあります。そもそも加瀬は、自身も、自分自身の問題の壁にぶつかっている訳で、あきらと店長の展開に勇気を得て…てな方向で自身も決意して解決に向かう、という方向もありえる気もします。
(ユイに謝罪の一言を入れる、などというのもあったりするのでしょうか。)

「予言」を否定する、逆ベクトルの予言?

また、作中で既にプラス方面の「希望」も示されてはいます。

恋が成就するというムキ彦。(しかもこれは、はるかの助力によってもたらされたもの、というのが象徴的です。)
そして、加瀬がらみでいうのなら、かの植物園の植物の写真。(しかも、これは加瀬自身にすら届いている。(待ち受けにしたのはユイだけかも知れないけど))

#また、そもそも、先ほどの、「記念品パンフレットの毀損」という結末によって終わった店長デートにしても、映画の半券とレシートという救済が為されています。
これは、デートの結末で、「無理やり頬にキスする」という行為を行わなかった結果として、あきらの手元に残された救済、と見るのは考えすぎでしょうか。

加瀬があきらに強いた行為と、あきらが店長に強いた行為は、殆ど同じものだった。それゆえ、パンフレットの混交という「応報」がもたらされた。
だが、最後に「頬へのキスを踏みとどまった」ことで、その意味に違いが出てくる、僅かでも、両者は違うものである、という希望が残った。
だとしたら、加瀬から投げかけられた「予言」もまた。

ただ、これらはあくまで描写としてのメタファー。先ほどの予言のような明確な文字情報ではない、というのがちょっと弱くもある、のかもしれません。

ただ、この方向の予言、文字情報として出てくるものもあります。

それは、古本屋の回の「葉書」。

「忘れることのできないものは、無理に忘れることはないと思います。」
「季節が巡ったら、またお会い致しませう。」

この「葉書」、直後のページにてはるかが出てくることから、「またお会いする」のははるかか、とも思えます。
ただ、これは将来的に、近藤のことを示唆している、とも取れる。
(その場合、「忘れることのできないもの」は陸上ではなく、恋心、となる可能性もある。)

(#細かい話をすると、この前頁、葉書を見た近藤が、微笑みから一瞬考え込む表情をして、また笑顔に戻した、というコマが入っているのが微妙に気になります。「忘れることのできないものは、無理に忘れることはない」、これは近藤にも投げかけらえた言葉、なのかもしれない。)

まだ明かされていないあきらから近藤への「(燕の)手紙」、それへの応答が、この葉書の文面そのままになる可能性もありうる訳です。

「新しいデータ」を自分の意志で「入れる」のか

尚、葉書の件にくらべると弱くなるというか、あやふやな話になるかもしれませんが、59話の「データ」の件も示唆的です。
そもそもこの話、一話まるまる「古いPCに新規データを入れる」件だけで完結している(話題が引っ張られることもない)、象徴的な話です。

あきらによって、「大人」「新しいデータ」を居れる場所はないのか、と問われ、さらに、「本当は入れたいんですか?」という重ねての、第二の問いかけがなされる。

この時のあきらの問いかけ、かなり積極的なものです。
そして、結局近藤は返答していない。
(もしくは、返答の部分は伏せられている。)

そして、かの否定の予言を発した加瀬からの、「外付けHDDとか」、古いPCでもやりようがある、という助言。
そして、実際に、店長は「新規フォルダ」の作成に成功しているのです。

「データを入れる場所」は作ることができた。作ることができる、ということが示された。

第一の問いは、答えが出た。

なら、あとは、近藤自身の意志で、データを入れるだけ。

「店長」とはうまくいかない、でも…。

で、結局ここまでから考えうる、(別離エンドではない)「予言」に対する解決、としては、近藤が(自分の意志で)「店長でなくなる」しかないのですよね。
「店長とはうまくいかない」とは言っているが、「近藤とうまくいかない」とは言っていない、訳です。

言葉遊びかもしれませんが、でも、そのような見方で「予言」を読み直してみるとちょっと面白い部分に気づきます。

加瀬は、あきらに、店長への態度は「健全な恋」ではない、ということを言います。

「あと、あんまり店長のこと追いつめたら気の毒だよ。」
「店長(あの人)にも、立場ってものがあるし、明らかに困ってんじゃん?」

加瀬は、「店長」に対するあきらの行動を否定的に言っていますが、それは年齢よりも、立場に焦点を当ててのセリフ、なのですね。

ゆえに、その「予言」も、「店長」に対しての恋だからこそ、効力を持つもの、などという見方も出来なくはない。
繰り返しになりますが、言葉遊びではあるのですが。

店長が今すぐやめるというのはさすがに考えづらいのですが、文壇デビューが成功して生活が回り始めたら、なのでしょうか。
個人的には、「許されたい。なんて、おこがましい事は思ってはいけない。」というまでの、破綻をもたらすまでの何かを、失敗をした店長が、もう一度文学全振りっていうのはどうかな…という気もするのですが、予言打破を踏まえるとそれなのかなぁ、と。
あるいは、今度こそ、周りを悲しませず、かつ、前に進む行動がとれる、ということなのか。
あきらへの想いを(そして周囲への態度を)をないがしろにすることなく、前に進める、といことなのか。

そんな風に思ったのでした。

あきらの表情が示すもの

81話ラストのあきらの表情。
実に示唆的かと思います。
彼女は、暗がりのなかに留まりつつ、微笑む。
あくまで笑顔、凍ったような笑顔で微笑む。
凄まじい。
しかも、その前コマから、2ページにわたって表現される、傘からしたたる大量の水滴。これを涙の表現、という見る向きもあるようです。確かにそのようにも見えます。

あきらのこの表情は、近藤に何かを言われて、のものです。
その直前まで、「またガーデンでっ!」と、恋する少女のままの表情だったあきらが、ここまで変貌する。

「もはや近藤もガーデンから居なくなる」といったことを言われたのか。それとも、陸上への全振りを促されたのか。
……それとも、もっと決定的な何かだったのか。

とかく、(あの傘を涙と理解するのなら)彼女は、近藤の言葉によって彼女自身の決意を固め、涙を流しながらも、「もう大丈夫」と自立を宣言した、ということになるのでしょう。
近藤自身の代わりに、あきらをあらゆるものから護ることになるであろう、折り畳み傘を抱きしめて。

ただ、このまま別離で終わるとは思えない。彼女の笑顔の内側には、強い圧力をもって、マグマともいえる何かが溜め込まれているようにも思えるのです。次回、それの解放ともいえる、大きななにかがあるのではないか。

それが、いまだ暗がりにとどまりつつ、「雨宿りをしていただけ」と哀しき決意をもって宣言するあきらが、光へ踏み出す、ということなのではないか。
(暗がりのあきら、ということで、ここで加瀬の「橘ちゃんは、光に向かって突き進めるタイプ」というセリフが思い浮かぶのは、考えすぎでしょうか。)

思えば、仮に決着が、別離エンドを否定するもの、添い遂げエンドであるのなら、それは、加瀬の予言だけではなく、店長自身の予想、予感をも打破するものともなります。

近藤は店長でなくなることにより、加瀬の予言を達成させる。だが、さらにその先の、近藤自身の予感も打ち破らない解けない。
自身のよほどの決意、勇気、行動、もしくは、さらには、あきらの、近藤の予感を打ち破るレベルの何かをもって、「別離の未来」を打破する、と。

「予言の否定」なら、そういう方向になるのでしょう。

両者の自立/それでこそ超えられる境界?

思うに、近藤にとって、あきらは、ガーデンにおける庇護下の少女でした。対等な立場の女性、ではない。
あきらにとり、「店長の下で働く」というのは、「雨宿り」でした。
あきらは近藤の庇護下で雨を避け、傷を癒し、ついには、「君にもあるんじゃないのか? 待たせたままの…季節の続きが」という言葉によって、勇気をもって前に踏み出すことを、「ガーデンからの巣立ち」を促される。

また、その過程は一方的なものではなかった。あきらが、近藤から助けを得るだけのものではなかった。近藤は、あきらによって、「忘れていたその、かけがえのない財産ってヤツ」を思い出し、ついには、近藤自身の「待たせたまま」の何かに向き合う勇気を得る。

近藤がガーデンをやめ、近藤自身の「季節の続き」-自らの夢に向き合い、また、あきらも「季節の続き」に向き合い、精神的自立を果たす。

両者が「まず」なすべきこと、それを為してこそ、それでこそ、進むもの、進めるものもある、のかもしれない。

燕は、巣立ったからこそ、また会うこともできる、のか。

楽園(Garden)が無くなったからこそ、二人は、道で出会うこともできる、のか。

かつて雨中のあきらに告白された時、(下人のように)雨の中に飛び出すことのできなかった近藤。

両者は、ガーデンの中と外、もしくは軒下と雨の中(上の段)、そしてその、雨の有無で分けられたコマ自体(下の段)によっても、明確に切り分けられています。

そして、雨中から、外界から、「羅生門の下人」に投げかけられた、これ以上ないシンプルなその言葉。

「あなたのことが好きです。」

そしてその返事も待たずに、あきらは姿を消す。
追いかけるのなら、それが何なのか確かめるのなら、境界を越え、雨の中に飛び出さなければならない。
もしくは、飛び出さなければならなかった。

次こそは、その、雨の中に飛び出す機会がある、境界を超えるときになる……、もしくは、近藤自身が、雨の外から呼びかける……、そういうことかもしれない。

あきらの誕生日は6月21日。そこで近藤は何を、どう、届けるのか。また、あきらは何を決意するのか。
ちなみに、県総体や地区インターハイは5-6月、なんて話もあるようです。そこで引退となる生徒もいる、とのこと。
みずきとの決戦。そして、それは……、そういうこと、なのでしょうか。

なんにせよ、すべての決着の先にあるものは、ともえが言う「大人になると懐かしくって愛おしいもの」になるのかもしれません。
また、それは、はるかの言う、店長に対しても、陸上に対しても、『好きってだけじゃ、だめなの?』という『二重の問い』への答えとなるのでしょう。
(#このそれぞれのセリフ、近藤の言う「かけがえのない財産」、あきらの言う「人を好きになるのに理由なんていりますか」にかぶせたもの、なのでしょうか。)

そして生まれた新たな「呪い」/近藤は選択した。では、あきらは。

近藤は言いました。
「今日のこと、俺はきっと一生忘れないんだろうな。」
ある意味、近藤は自身に、一種の呪いをかけたとも言えるかと思います。
あきらという「雪女」が、近藤の心を奪うことを、受容したのです。
あきらには、対価は求めない。
雪女が自身の心を奪い、そして去るのを、たた見送る。
奪われた、それを受け入れる。
ただその事実を認めて、生きていく。

近藤はもはや、呪われたのです。自分で、自分に呪いをかけた。他ならない、自分自身の意志で。
それは、近藤の選択であり、近藤があきらに示す誠意でもあり、あきらが近藤に与えてくれたものへの、最大限の「対価」でもある。
そして、あきらにはもう何も求めないと決意する、ということ。
あきらの人生を、あきら自身の手に戻す。
近藤は、それを奪わない。汚さない。

それが、これ以上手元に燕を置いておけば、離せなくなる、ということ。
「いいわけを探して、ひきのばす訳には。」
引き延ばしたら、
「帰せなくなる。」

対価を求めてしまう。

だから、無理やりにでも、離す。

「橘さんがブラックを飲めないこと、もう忘れないよ。」

そんな小さな救済の誓いとともに。
(そしてこれもまた、「忘れない」という呪い。)

そして、近藤はもう伝えた。「忘れない」、という、ある種の究極の言葉で。もはや、近藤にとって、あきらは、決して切り離せぬ一部となった。

“you’re the part of me”
(Aimer – Ref:rain 歌詞 (アニメ「恋は雨上がりのように」ED)より)

いや、一部というより、すべてが支配された、と言うべきかもしれない。
そんな、究極の告白で。

だとしたら、あとは、あきらの選択、となるのだろうか。

もしくは、心を奪われた近藤が、あきらという雪女に、改めて「対価を求める」勇気を出す、ということになるのだろうか。

「店長はいつも、雨の日の私を助けてくれるんですね。」

そして、それは雨の日のこと、となるのだろうか。

とかく、『恋雨』の決着を楽しみに、次週を(あるいは単行本での追加を?)待ちたいなぁ、などと思っております。

ただ、願わくば、その時には、近藤もまたあきらが好きだと自覚していた、ということが、あきらに届くと良いな、とは思っています。
実は両者の想いは互いに通じていた、というのは、あきらだけが知らない真実なのですから。
そして、できれば、近藤の口から、あきらに、それが直接伝えられたらいいな、と。
その気づきが、どんなに哀しいものであったとしても、それでも。
そして、できれば、その伝わった結果が、幸せなものであるように。
両者の未来が、手を携えて歩むものであるように。
ええ、これはただの願望ですが。

……という訳で、一応自分は添い遂げエンドを予想しておきます。あ、あとはまぁ、やっぱムキ彦の力が最後に勝つんじゃなかろうか、というか。アニメOP出てくるし。何よりあれは、はるかによって託された、「願いを叶えるもの」なのだし。
(#そのはるかが、あきらの恋に否定的な姿勢から、ある程度の受容的な姿勢、さらには『好きってだけじゃ、だめなの?』(2度目)と問うまでになった、というのは印象深いです。)

というかやっぱくっつきエンド見たいしね!(本音)

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